GTSの記録に戻る

GTSにGIVI TOPCASE(やり直し編)

前回やっつけ仕事で作製したキャリアベースを結局3年近く使用してしまった訳ですが
車検に出したバイク屋さんの「お・おもい・・・ ┗(-_-;)┛オ・・オモイ・・・」
の一言で(重いのは承知してたけど、ばらすのは自分だけだったから、見て見ぬ振りしてた)作り直すことにしました。

無線機を搭載する予定が出来たのでアンテナを取付する必要性もあったしぃ〜

走行試験結果 2009年4月12日
不具合対策編 2009年4月28日

図面

前回作製したいい加減ベース(笑)を元にして新たに図面をおこしてみました。
材質はアルミも考えましたが、強度を考えるとアルミでは板厚10ミリでもちと苦しいと思われたので、加工性を考えてステンレス5ミリで作製する事にしました

全体図
取付ベース
取付スペーサー
アンテナ取付基台

取付ベースはアンテナを取り付ける関係上、左右不対称ですが、アンテナを付けないならば、左半分を対称に作ると格好良いかも

取付ベース

取付ベース

  

レーザー加工にて SUS304 t=5.0を加工

スペーサー

スペーサー

  

レーザー加工にて SUS304 t=5.0を加工
  本来なら、10ミリ一枚で行きたい所ですが、費用的にもったいないので、5ミリの板を2枚重ねて使用します。

アンテナ基台

アンテナ基台

  

レーザー加工にて SUS304 t=5.0を加工
  まあ、無線やらない方は不要ですね

ゴム板

スペーサーを直にテールカウルのトップカバーに取り付けると、構造上絶対に壊れると思われるので、防振(意味無いかも)も考慮して3ミリのゴム板を同サイズに加工して下に挟みます。

ゴム板

構造上、先にGIVIベースを取り付けても大丈夫ですので、しっかりと取り付けてしまいます。

図面より余計に穴が開いてると思ったら、軽量化のためとでも考えて頂戴(笑)
まあ単に図面の書き間違えなんですけどね

ロックナット

GIVIベースは一応M8のネジで止まっていますが、カウルと干渉しないですし、ここが緩むと辛いのでナットでロックしてしまいます。

ベース取付

実際にGTSへ取り付けます。

取付時M6の穴は見えませんけど、問題はないでしょう。
スペーサーがトップカバー凹みより少々小さく作ってあります。しかもゴム板との三枚重ねですので、焦らず取り付けます。
ゴム板をはさんでいますので、どこまでも締まりますがいけるところまで行った方が安全と思います。

キャリアの取付が少し後ろ??と思われるかも知れませんが、これより前に付けるとタンデムでトップケース使用時に後ろの人間がエビぞる事になります(笑)

クリアランス

少々斜めの写真なので、あれですが
トップカバーとのクリアランスはこんな感じです。

こんな感じで取付完了
完成1 完成2
ケースを付けるとこんな感じ ケースが無いとこんな感じ
取付1 取付2

と言うわけで、重い腰を上げて三年越しでやっと完了

実走テスト

とりあえずの走行試験(速度耐久試験)では、特に問題を感じ
なかったのだが、300キロのショートツーリングで同行者から、
ケースの揺れが気になるとの指摘。
  確かにバイクを交換して、走行中の状況を確認すると、ケースの
揺れ(上下方向)が、かなり気になる。と言うわけで、対策を考える

原因は、前回の適当ベースより厚みが無いのに、取付方法が
同じなので揺れが大きくなるのだろうと仮説を立てる(つーか
それしか考えられない)とは言っても、重いから薄くしたのであり
揺れが発生するのは最初からある程度想定したから、強度保持の
ためステンレスで作ったんだよなぁ〜どう対策使用かな???

blank.gif

    
ベース再取付

上下振動が大きすぎるのが原因だから、5ミリ×2のスペーサーを
    一枚にしてみた

    結果は良好です。取付ネジを締めるとネジとテールカウルの
    一部で全体を支える感じとなりました
    (カウルへの悪影響はありそう 割れるかもしれない)
    が、まあ、キャリアを外すことは無いしOKとしましょう
    ただし、ナイロンナットも当たるので、当たる部分は
    落としてしまいました。(ネジの締結に問題はありません)
実走テストと言うか本番

一泊二日で紀伊半島まで1200キロ ツーリング。
同行者の走行中の目視確認もOK

 無問題で帰宅しました。

これにて この項 終了

blank.gif

一番上に戻る